【急いで転職すると後悔】そのポイント、本当に妥協できますか?

急いで転職すると後悔?

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もず
もず

妥協して転職することに迷いがある方におススメの記事です!

結論:入社してから、「妥協しなければよかった」と後悔するポイントをいくつか紹介します。転職前によく検討しよう

転職活動の結果、応募先の企業から内定を受け取り、「ようやく転職活動を終えられる。入社手続きを進めよう。」ということになりますが、本当にその会社に入っていいのかどうか、再度確認する時間を持ちましょう。

多くの方にとって、「希望職種」や「希望年収」が転職後に実現したい、もしくは希望に近づけたい点であると思います。

内定先の会社はその希望を満たしてくれているからこそ、入社しようと決意を固めるわけですが、

私のケースで、入社してから「この点を妥協していいのかどうか、もっと考えておくべきだった」というポイントが、いくつかあります。

決定的な原因まではいかないまでも、一日の大半をその会社での勤務に費やし、かつそれが何年・何十年と続くわけですから、「こんなはずじゃなかった」と積もり積もって大きなストレスになる可能性も否定できません。

「妥協してよいポイント」かどうか、実際の例を挙げていきますので、ご自身の転職活動と照らし合わせてみてください。

それでは見ていきましょう!

妥協しなければよかったと思いがちなポイント

みなし残業代が基本給に含まれている

みなし残業の割合は全体の約16%

「みなし残業」とは、基本給の中に、固定残業代が含められている給与形態のことです。

毎月、何十時間分の残業代が、もともとの給与に既に含まれていますよ、ということです。

みなし残業制(みなし労働時間制)を採用している企業は、「転職会議」などの口コミサイトでも、よく槍玉にあげられていますが、実際、どの程度の会社がみなし残業制を採用しているのでしょうか?

厚生労働省が公表している「平成30年就労条件総合調査結果の概況」によりますと、
みなし労働時間制を採用している割合は、全体の「15.9%」ということでした。

もず
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同調査によると、平成29年の調査では14.0%ということなので、増加していますね。

およそ16%が採用している、ということですので、転職活動において10社、20社と応募した企業の中には、みなし残業制を採用している企業が3,4社は含まれていてもおかしくありません。

口コミサイトを見てみると、みなし残業時間にはバラつきがあります。
20時間という会社もあれば、80時間という会社もありました。(あくまで口コミとしての情報です。)

もず
もず

80時間というのは、凄いですね。よほど基本給が高い企業なのでしょうか?

みなし残業がなぜ後悔するポイントになるのか?

みなし残業代が給与に含まれるかどうかは、求人情報の中にも記載されているはずですし、内定を得た後でもらえる内定通知書などの書類にも、きちんと書かれているはずです。

つまり、みなし残業制を採用していることに同意したうえで、入社していることになりますが、多くの方が口コミサイトで、みなし残業制について苦言を呈しています。

これが厄介なのですが、入社前は「多少の残業は問題ない」「残業時間がみなし残業時間より少なければ、むしろ得」というような考えになりがちであること、そして職種や年収などの基本的な項目は希望に叶っているので、妥協して入社するポイントになることが多いと思います。

ではみなし残業制がなぜ不満につながるのでしょうか。下記のような会社の状況が背景にあると思われます。

  • みなし残業時間分を残業することで成立する仕事内容になっている
  • 残業時間が長い人が評価される
  • 残業せず帰ることにためらいがある(周りの目が気になる)

みなし残業制を採用していることと、上記の状況は必ずしも関連があると言えないですが、
口コミサイトを見ている限り、従業員からすると、以下のような不満があるようです。
「みなし残業時間分は残業することを求められている」
「みなし時間分、きっちり残業する人が評価されている」
「残業せずに帰宅すると、給与泥棒と思われるのではないか?」

少しでも早く帰宅したい」「残業することに抵抗がある」という方は、入社してから後悔するポイントになるかもしれませんので、しっかり検討したほうが良いと思います。

もず
もず

そもそも、自身にとってどれくらいの残業時間であれば、問題ないレベルなのか、

転職活動を始める前から考えておきましょう。

通勤時間の長さが、思っていた以上に苦痛

転職して年収がアップする等、重要な点は希望どおりとなっても、通勤時間が今より長くなるケースはどうでしょうか。

例えば、これまで1時間程度で通勤できていたのが、転職後は2時間かかる、という場合です。

片道2時間ということは、往復4時間です。通勤時間の全国平均は、およそ40分ですので、2時間は平均からしても、かなり長いと言えます。

通勤時間が長いと、その間は資格の勉強ができる、映画をまるまる1本見られる、というように、効率的に時間を使っている方も多いと思いますが、毎日のことなので、妥協できるかどうかは重要なポイントです。

通勤時間が大変と感じるかどうかは、実際に試してみるのが一番です。


内定を得たら、実際に平日の通勤時間帯で、自分が毎日乗るであろう電車に乗って、体験してみましょう。

もず
もず

その時間が苦痛でしかないと感じるか、大変だけど何とかなりそうと思えるか、実際に確認してみるのが良いと思います。

オフィスで議論する人々

昭和的な社風の会社だった

昭和的な社風、というのを昭和生まれの私が言うのもどうかと思いますが、昭和的な社風の具体的な例は以下の通りです。

  • 毎日、朝礼があり、皆の前で発言する順番が回ってくる
  • デジタル化が進んでおらず、承認を得るのにハンコの押し待ちが発生する
  • リモートワークができる環境が整っていない

勤務されている方からすると当たり前のことで問題ないということかもしれませんが、例えば外資系企業で働いていた人が、このような会社に転職すると、相当なカルチャーショックを受けます。

さすがに朝礼があるから入社しない、というのは考えすぎかもしれませんが、会社のカルチャーや価値観に合うかどうかは、長く働くためには重要なポイントです。

「朝礼している時間に働ける」「誰も聞いていないから時間のムダ」ということであれば、まさに価値観の相違ですので、本当にその会社でよいのか、しっかり検討するようにしましょう。

もず
もず

私自身は朝礼がムダとは思いませんが、20分も30分もするのはやり過ぎと思っています。

なお、昭和的な社風というような、面接でも質問しにくいことに関しては、転職エージェントに事前に聞いてみるのが良いでしょう。

転職エージェントは、会社のカルチャーや価値観に合うことがどれだけ重要か熟知していますので、その企業での取り組み方に関しても把握している可能性があります。

妥協できないポイントとして気になる方であれば、事前に転職エージェントに相談してみましょう。

まとめ

最後にまとめです。

  • 妥協しなければよかったと思いがちなポイントを紹介
  • みなし残業代が基本給に含まれている
  • 通勤時間の長さが、思っていた以上に苦痛
  • 昭和的な社風の会社だった
  • 細かいポイントも気になるのであれば、事前に転職エージェントに相談してみよう
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