ITエンジニア・Webエンジニアに特化した転職エージェントを探している方におススメの記事です!
結論:レバテックキャリアは経験者向き。未経験者は3年経験積み、再チャレンジしよう
ITエンジニア・Webエンジニアの職種に特化した転職エージェントは数多くありますが、その中でも大手となるのが「レバテックキャリア」です。
レバテックキャリアは、「ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1」(日本マーケティングリサーチ機構調べ 調査概要:2021年1月期_サービスの比較印象調査から)に選ばれており、「ITエンジニア経験者専門の転職エージェント」として知られています。
「ITエンジニア」でかつ「経験者」に特化しているというのがポイントですね。
経験者にとっては心強いですが、残念ながら未経験者や、キャリアの浅いエンジニアにとっては、利用してよい結果を産むのは難しいでしょう。その理由もあわせて紹介していきます。
それでは見ていきましょう!
レバテックキャリアの特徴
紹介求人数およそ10,000件(募集中のみの場合)
レバテックキャリアはIT系の職種に特化していますが、公開している取り扱い求人数は2023年10月時点で9,825件でした。
およそ1万件の求人を扱っており、かつそれら全てがIT系の職種に限定されています。
特にITエンジニアにとって有り難いのが、公開されている求人を検索する際、ITエンジニアの職種を細かく指定することができるようになっています。
例えば、SE・PGのカテゴリの中だけでも、以下の職種があらかじめ選べるようになっています。
- アプリケーションエンジニア
- サーバーサイドエンジニア
- サーバーエンジニア
- ネットワークエンジニア
- 組込・制御エンジニア
- インフラエンジニア
- データベースエンジニア
- セキュリティエンジニア
- フロントエンドエンジニア
- マークアップエンジニア
- 社内SE
- ブリッジSE
- セールスエンジニア
- ゲームプログラマー
- ゲームエンジンプログラマー
- QAエンジニア
- テストエンジニア
- ローカライズエンジニア
- ゲームデバッカー
- ゲームスクリプター
- 汎用系エンジニア
- 情報セキュリティスペシャリスト
- ITストラテジスト
その数およそ30種類となっており、取り扱っているITエンジニアの職種が多岐に渡っています。
職種がこれだけ細かく分類されているのは、求人を取り扱うレバテックキャリア側が、それぞれの職種の違いをしっかり区別できている、ということです。
当然ですが、募集する企業側にとっても、レバテックキャリア側の職種に対する知識・理解があるからこそ、これだけの数の求人が集まっているという証拠になると思います。
また、ITエンジニア系だけではなく、「ITコンサルタント」や「ヘルプデスク」、「プロジェクトマネージャー」「Webエンジニア」等の職種も幅広く取り扱っています。
社内SEへの転職にも使える!求人取り扱い数はおよそ200件
レバテックキャリアで扱われる求人の「業種」に関しては、基本的には「Web・ソフトウェア開発」や「SIer」が多いのですが、業種が事業会社、つまりは社内SEの求人も多く扱っています。
2023年10月時点では、社内SEの公開求人数は182件で、およそ200件となっています。
レバテックキャリアはWebやSIerなどのIT系企業ばかりのイメージがあったのですが、社内SEの求人も扱っているのですね。
レバテックキャリアから断られる理由とは?
レバテックキャリアに関するSNSの投稿を検索すると、「断られた」「紹介する求人がないと連絡がきた」という内容のものがちらほら確認できます。
ただ、私自身30代後半となって、レバテックキャリアに登録したことがありますが、特に断られることはありませんでした。
これはどういうことかというと、レバテックキャリアでは、求人を紹介する対象をシンプルに絞っている、というのが理由です。
では、どのような求職者が対象なのか、確認していきます。
ITエンジニアの経験者であること
逆に言うと、ITエンジニアの未経験者は、レバテックキャリアに登録しようとしても、断られる可能性が高くなります。
冒頭お伝えしたように、レバテックキャリアは基本的にはITエンジニアの経験者向け求人に特化しています。
レバテックキャリアの転職エージェントは、企業側の採用ニーズを汲もうと、積極的に企業へ訪問してヒアリングをしています。
ITエンジニアは技術力がものをいう職種なので、企業側からすると当然ですが、「即戦力」を求めています。
とは言っても、経験者だけに絞るとなかなか応募が集まらないので、未経験者の採用も行うのですが、そのような求人は基本的には若手中心となります。
未経験者の求人を全く扱っていないわけではないのですが、やはりポテンシャル採用の対象としては20代が中心となります。
では何年くらい経験を積めば、レバテックキャリアで求人を紹介してもらえるのでしょう?
レバテックキャリアの公開求人に、そのヒントがありました。
取り扱われている求人の募集条件を見ますと、「システム開発経験3年以上」であったり、「インフラ構築経験3年以上」というワードが多く見かけます。
そもそも募集条件に満たない時点で、応募しても可能性は低いわけですから、レバテックキャリアで断られずに非公開求人を紹介してもらうには、最低でも3年以上のエンジニアとしての経験が必要ということになるでしょう。
年齢が20代〜40代
レバテックキャリアでは、CTOなどの役員クラスの求人も扱ってはいますが、ごく一部です。基本的には、即戦力となる20代〜40代の求職者が対象となってきます。
50代以上のエンジニアの方は、レバテックキャリアではなく大手の総合型転職エージェントか、ビズリーチのようなハイクラス向け求人に特化した転職サイトをメインで転職活動を行ったほうがよいでしょう。
住居エリアが関東エリア1都4県、関西エリア2府5県、東海エリア3県、福岡県
レバテックキャリアは「東京にオフィスを構える会社」のみを扱っているわけではなく、全国の複数エリアの求人も取り扱っています。
- 関東エリア(1都4県)
- 関西エリア(2府5県)
- 東海エリア(3県)
- 福岡県
特化型といっても大手の転職エージェントなので、全国の複数エリアにオフィスを構え、それら地域の求人をしっかりカバーしています。
数年前までは東海エリアや福岡にはレバテックキャリアのオフィスはありませんでしたので、全国にサービスを拡大しているというわけですね。
上で述べたエリア以外に住んでいる方は、残念ながらレバテックキャリアから求人を紹介できる可能性は低くなります。
まとめ
最後にまとめです。
- レバテックキャリアはITエンジニアの経験者向け求人に特化
- IT業界に精通しており、IT関連の職種や業種に関する知識も深い
- 社内SEの求人も取り扱っている
- 未経験者にはおすすめできない
- 少なくとも3年以上のITエンジニアの経験が必要
- 50代以上の求人は基本的に扱っていない
- レバテックキャリアのカバーエリアは関東1都4県、関西2府5県、東海3県、福岡県