SIerで学ぶ社内SEに必要なスキルとは?【20代のためのキャリアアップ法】

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もず
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未経験・第二新卒から社内SEを目指す方向けにおススメの記事です!

結論:社内SEになるために、まずはSIerに入って、ITとしての基礎を身につけよう

最初に誤解がないようにお伝えすると、未経験・第二新卒から、社内SEになることは可能です。実際に転職サイトでも、未経験歓迎で社内SEの求人が多く出ています。
そして実際に沢山の方が社内SEへの門戸を開かれていると思います。

もず
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キャリアアップの道筋は人の数だけあるので、どれが正解というのはありません。

一方で、「新卒で社内SEやめとけ」という記事もよく目にします。
私自身の経験から、社内SEとしてやっていく中で、SIerの経験があってよかったな、と思うことがありますので、この記事ではその理由をお伝えしていきます。

それでは見ていきましょう!

SIerとは?

まず、SIerとはどういった会社なのか、その内容を確認しておきましょう。

SIerの読み方と意味

「SIer」の読み方は、「エスアイヤー」です。
SIerの「SI」は「システムインテグレーション」の略で、直訳すると「システムを統合、一体化する」という意味になり、「er」は「~をする人」なので、合わせて
システムを統合、一体化する人」ということになります。
すごく抽象的な意味なのですが、実際は「システムの開発・導入・運用などを請け負う」ことを行っている会社です。

もず
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IT業界の人は略して「エスアイ」と呼ぶことが多いですね。

代表的なSIer

言葉だけだとイメージしにくいので、代表的なSIerをいくつか挙げてみましょう。以下の企業は社内SEである現職においても、何かしらシステムの導入検討を行う際に、頻繁に名前が出てくる大手および中堅のSIerです。

  • 富士通
  • NEC
  • 野村総合研究所(NRI)
  • 大塚商会
  • TIS
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システム導入検討のためにネットで検索をかけると、これらの企業が上位に挙がってきます。

広告やCMでもよく見かける企業ばかりです。

理由:未経験・第二新卒からSIerがなぜおススメなのか?

次に、未経験・第二新卒からSIerを私がおススメする理由を挙げていきます!

未経験者を教育する環境が整っている

SIerも例に漏れず、人手不足です。また、事業会社の情報システム部門とは異なり、利益を生み出すことが何よりも優先されますので、企業としては売上規模を拡大し続けていかなければなりません。


そして売上を拡大し続けるためには、新たな案件を獲得し、人員を増やし続ける必要があります。
IT業界は人の奪い合いなので、中途採用者だけでは足らず、育成していくことを前提に未経験者を積極的に採用しています。


このような背景があり、SIerでは研修やトレーニングの環境が整っている場合が多いので、おススメできる理由の一つとなります。

もず
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20代向けや第二新卒向けの転職エージェントは、こちらでも紹介しています。

プロジェクト管理スキルが身につく

SIerの業務は一人で行うものではなく、チームで対応します。チームは「プロジェクト単位」でまとめられますので、プロジェクトに参画した際は、プロジェクトがどのように管理され、進められるのかを確認することができます。

また、プロジェクトを管理するうえで様々な手法(ツール)が用いられます。
下図に挙げているツールは代表的なものですが、これら以外にも多様なツールが存在します。複数名でプロジェクトを進めるSIerでは、欠かせないものです。

管理項目管理ツールの例目的
タスク管理WBSプロジェクトに必要なタスクを細分化し、それらをツリー構造に列挙することで、タスク同士の関係性や優先順位、タスク処理にかかるリソースの把握を行います。
スケジュール管理ガントチャートチームメンバーのそれぞれの進捗状況を可視化して、「誰が、いつ、どの作業を行っているのか」を把握します。
コミュニケーション管理Teams,SlackなどTeamsなどはコラボレーション・ツールとも呼ばれていますが、
チャット機能やカレンダー機能を用いて、チームのコミュニケーションを円滑に行います。
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昔は専用のソフトを使うことが多かったですが、

今はクラウドのサービスとして上記ツールが豊富にありますね。

SIerの経験が社内SEでどう活きるのか?

私自身、中小のSIer出身ですので、その経験がどう役立ったのか、挙げていきます。

転職時の評価ポイントになった

社内SEへの転職にあたり、SIer出身であることが手放しに評価されるわけではありません。ただし、面接官がSIer出身の場合は、SIerでの経験が面接で興味を持って聞かれることが多かったです。


事業会社の部長クラスは、経歴を評価され、DX戦略のためにSIerから引き抜かれているケースもありますので、やはり転職者がSIer出身だと転職者の経歴をイメージしやすいのでしょう。

もず
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「あー、あのSIerね。昔お世話になったことがあったよ。」

と話が盛り上がったこともありました。

内製化を進める事業会社が増加している

大手企業を中心にDX化が声高に叫ばれて久しいですが、中小企業でもDX化に取り組もうとしている企業は増加しています。これまでは外注して進めていたシステム開発・導入を、自社内で完結させる社内システムの内製化が進んでいます。

内製化を進めるために、これまで対象になっていなかった社内SEを採用する企業も増えています。
DXは情報システム部門だけで実現できるものではなく、複数の部門、さらには会社全体を巻き込んでいく必要があります。

DXを成功させるためには、社内および社外とコミュニケーションを図りながらプロジェクトを進めていくプロジェクトマネジメント能力が重要になります。

未経験・第二新卒からSIerへ転職するには

未経験・第二新卒からITエンジニアへ転職するために、実際に求人を探す必要があります。
未経験歓迎で求人を出している企業もたくさんありますが、以下の点をアピールできるのであれば有利になります。

  • スクールなどで●●の技術を学んだ
  • ITパスポートや基本情報技術者の資格試験に合格した

上記のような自己研鑽を独学で実施することも可能ですが、まだご自身の方向性が定まっていないということであれば、ウズカレITのような20代の未経験・第二新卒にキャリア支援を行っている会社に相談するのもよいでしょう。

ウズカレIT公式サイト

まとめ

最後にまとめです。

  • 社内SEに転職するにあたり、SIerでの経験が評価されるケースもある
  • SIerでは充実した研修・トレーニング環境があり、ITの基礎力を身につけられる
  • SIerで培ったプロジェクトマネジメント力は、社内SEでも求められるスキル
  • 転職情報やキャリア支援を行っている会社に相談するのがおススメ
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