転職して会社になかなか慣れない方、転職を検討しているけどテレワークで慣れるか心配な方におススメの記事です!
結論:転職した会社がリモートワーク中心で慣れない・馴染めない…不安を乗り越える対策が3つあります
転職して最初に訪れる難関は、「会社に慣れること」です。
会社にうまく馴染めず、結果として短期離職してしますケースも少なくありません。
さらに、テレワーク・リモートワークが珍しくなくなった昨今においては、会社に慣れるという壁はより一層高くなりました。
私自身も、コロナ禍に転職をした経験があり、週4でリモートワーク、
状況によっては平日5日全てがリモートという時期もありました。
やはり、会社に慣れない、会社の人と打ち解けるのに難しさを感じました。
「転職して会社に慣れることができるだろうか?」「リモートワークが中心で、会社の人と打ち解けるまで時間がかかりそう」というような不安がある方に向けて、不安を取り除くための具体的な実践方法をお伝えします。
それでは見ていきましょう!
テレワークの孤立感・コミュニケーション不足を軽減する対策3選
オンライン作業場を作ろう
そもそも、職場に馴染むために、どのようなことを皆さんされているでしょうか。
思いつく限りでは、以下のようなものがあります。
- 隣の席の人と他愛ない話をする
- 業務上分からないことを相談してみる
- 一緒にランチに行く
- 呑みに行く
テレワークですと、上で挙げたことを実行するのは難しいですね。オフィス勤務のみであれば、このようなコミュニケーションを積み重ねて、少しずつ打ち解けていく、というのができると思います。
これをテレワークでも近い形で実現するのが、「オンライン作業場」です。
会社では「Microsoft Teams」や「Slack」などが導入されているケースが多いと思いますが、それらのツールにはWeb会議機能が含まれています。
Web会議機能は、基本的にはWebミーティング用に使われ、「何らかの目的があって」集まることが前提となっています。
オンライン作業場は、Web会議として設定はするのですが、やることは、
「オンラインで繋がって、仕事をしたい人が参加する」、これだけです。
テレワーク最大のデメリットと言える「コミュニケーション不足」を解消し、社員同士打ち解けることが、オンライン作業場の狙いです。
そのため、オンライン作業場を実施する際は、以下のようなルールにするのがおすすめです。
- カメラのオン・オフは自由
- マイクのオン・オフは自由
- 話しかけられてもいいように、スピーカーはオン
- 入退室は自由(ただし入退室時に一言チャットする)
- 雑談もOK、ただし悪口や陰口・ハラスメント発言は禁止
- ランチやおやつの持ち込みもOK、ただしあくまでも作業場なので、アルコールは禁止
見ていただいた通り、かなりゆるいルールになっています。あまりガチガチなルールですと、会議と変わらなくなってしまい、参加するのが億劫になってしまう恐れがあります。
なるべく、オフィスで働く状況に近い雰囲気を出そうという意図がありますが、これらのルールに縛られることなく、各社のカラーに合ったルールを設けることでも良いでしょう。
少し難しいのが雑談です。オンライン作業場では、複数名参加している状況ですので、全員に対して話しかけてもよいのですが、収拾がつかなくなるので、基本的には特定の人に対して雑談をふるのがおすすめです。
その雑談に対して、誰かがフラッと参加するのも問題ありません。
Web会議上で、他の人の雑談を聞くのは、最初戸惑いがありますが、やがて慣れます。
一人で静かに作業するのも良いですが、人間不思議なもので、多少雑音があるほうが集中しやすい場合もあります。
参加人数も、あまり多すぎてもやりづらくなってしまうので、多くても10名程度が良いと思います。
ただこれも会社のカラーによるところがあり、普段からあまりだれもしゃべらず、静かなオフィスですと人数が多くても問題ないですし、ガヤガヤした職場では人数を少なめにしたほうがいいかもしれません。
上司との1on1を週一で実施しよう
転職した会社がテレワーク中心の場合、上司とのコミュニケーションはどれくらいの頻度で行っていますでしょうか。
上司とのコミュニケーションが、とりわけテレワークで大事なのはなぜなのかと申しますと、
テレワークは相談がしづらい環境であるためです。
オンライン作業場では横との繋がりには大きな効果をもたらすのですが、縦のつながりはあまり期待できません。
オンライン作業場に上司がいると、あまり打ち解けた雰囲気にはなりづらいですね…
上司とのコミュニケーションが不足すると、「自分が行っている仕事はあまり重要ではないのかも」という疑心暗鬼が生まれてくる恐れがあります。
特にテレワークでは気軽に相談することは正直難しいので、定期的に上司と面談するのが望ましいです。
また、入社した直後であれば、上司と1対1で面談する、1on1(ワンオンワン)がおススメです。
入社したばかりでは遠慮もあるので、他の社員がいると発言する機会が少なくなってしまいます。1on1であれば、上司が聞く立場として細かい点まで話すことができます。
頻度は週に一度で、時間は30分程度で十分と思います。
チャットで!マークやいいねボタンを意識して使おう
テレワークするうえで欠かせないのが、文章でコミュニケーションを図る「チャット」機能です。
メールと比べて礼儀作法と呼べるような厳格なルールはなく、気軽に送ることができるのがメリットです。また、メールと比べて相手のレスポンスも返ってきやすいのが良いですね。
しかし、チャットのやり取りをしていて、このように感じたことはないでしょうか。
「チャットで返信が来たけど、どうも反応が冷めているな…」
送った側はそんなつもりはないのですが、受け取る側は、一歩引いた、クールな印象を受けることがあります。
チャットでは!マークをうまく使いましょう。
!(ビックリ)マークは本来であれば、感情の高ぶりがある際に使われるものと思っていますが、社内でのチャットの場合は、うまく使うことで、冷めた感じがなくなります。
例えば、何かを依頼か相談した際、相手からの返事の後で、
「ありがとうございます。」
ではなく、
「ありがとうございます!」
と!マークを付けます。
同じ「ありがとうございます」でも、印象が全く異なりますね。
また、よく締めの言葉として使われる
「よろしくお願いします。」
これを
「よろしくお願いします!」
とするだけで、これも印象が変わるのがわかると思います。
また、チャットツールには必ずあると言ってよい「いいね!」などのリアクション。
自分を含めた複数の人宛てに送られたチャットに対して、既読スルーするのではなく、「いいね!」とリアクションを送りましょう。
複数人宛てに送ったチャットに対して、誰からも反応がないと悲しいものです。「いいね!」と反応するだけで、「この人感じいい!」と好印象を持ってもらえるかもしれません。
まとめ
最後にまとめです。
- 転職した直後は、「会社に慣れること」「職場の人と打ち解けること」が最初の難関
- 特にテレワークでは、コミュニケーション不足を打開するのが難しい
- オンライン作業場を設けて、横とのつながりを強化しよう
- 上司との1on1を定期的に実施して、縦のつながりも強くしよう
- チャットでのコミュニケーションは、あなどれない。!マークやいいね!のリアクションで、冷めた感じになりがちなテキスト文を熱くしよう